『Rise of the Tomb Raider』に続いて、『Shadow of The Tomb Raider』もクリアした。前作はシベリアのどこかだったが、今作は南米、どこかのジャングルが舞台。
前作とシステムはほとんど同じだが、ステルス要素が強化されており、体中に泥を塗ってカモフラージュしたり、藪だらけの壁に入り込んで敵をやり過ごせるようになった。が、なぜか、強化されたはずのステルスがつまらない。
まず、敵が馬鹿すぎる。壁に埋まりながら敵が来るのを待って来たらテイクダウンしてまためり込むの繰り返しが可能。釣り堀じゃねーんだぞ。それから攻略パターンも単調。モノを投げて注意をそらして一人ずつ倒していくだけ。Hitman Abusolution思い出したわ。ま、Hitmanは複数ギミックもあってそこそこおもしろったけどな。前作も似たような感じだったけど、代わり映えしないせいで余計つまんなく感じた。
パズルのクオリティも前作のほうが高かった。ギミックが前作とほとんど同じで新鮮味がないし、ダイナミックな作りの変化が乏しいのか記憶に残ったtombもほとんどない。やたら難しかったtombは鮮明におぼえているのだが。
ストーリーは初めから期待してなかったが、「幸せだった家族がどうたら~」みたいな話と「トリニティがどうたら~」の話だった気がする。つまんなかったので記憶にない。そしてストーリー目的で遊ぶゲームではない。
今作はハブとなる大きな街を中心に四方へ広がる場所を転々とするのが、これもうまく機能してない。当たり前だが、ハブの街をずっとウロウロしてると風景に飽きる。そしてごちゃごちゃした街の移動がめんどくさい。前作までのように新しいロケーションを発見・探索する興奮みたいなものがなく、でかい箱庭にしたのは疑問が残る。
基本的・全体的にグレードダウンしたShadown of the Tomb Radierだが、現地部族の音声を現地語にするオプションがあり、これは最高だった。雰囲気が格段に上がる。それだけにカットシーンになると急に日本語を話し出すと気分が萎えたが。次回作もこの機能は継続してほしい。感想としてはそれくらい。前作を気に入った人だけがShadow of The Tomb Raiderをやったら良いと思う。そんなゲームだった。
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