こういうスイッチがついてるタイプの延長コード(PC電源タップって言うの?)を使ってるんだけど、こないだ勘違いしてPCのスイッチを切っちゃった。間違ってパソコンの本体のコンセントがつながっている所を切ってしまったわけ。
スイッチを切った瞬間、急にモニタが真っ暗になったから「あ、間違えた!」と思って反射的にまたスイッチをオンにしたんだけど、それ以来ロゴで延々ループしてWindowsが立ち上がらないようになっちゃった。何回PCの電源入れても、待てど暮らせど、うんともすんとも言わねぇ。これじゃあ文鎮にもならない。
一応BIOSまでは行くからDellのDiagnostics(診断)してみたら、Error Code 2000-0142で「self test unsuccessful. status = 79」と出た。これはハードディスクに問題があることを意味する。HDD関連とか、やっぱり電源いきなり切ったからに違いない。自業自得。あーあ、UPS挟んだりRAIDにしといたらな、なんて思ったけど後悔先に立たず。
何回か強制終了と電源オンをくりかえしてたら「スタートアップ修復」をやってみろみたいなメッセージがでたけど、結局、問題は解決出来ませんでした、みたいなのが表示されるという結果に。だけど起動時にF8連打して色々試してたらセーフモードならwindowsが立ち上がる事を確認した。おお、一筋の光が見えてきた!
CHKDSK C: /Rで問題のある部分をリカバリする
セーフモードで動くなら重要なファイルだけ移動してOSを再インストールするという選択肢も考えたけど、検索してみるとチェックディスクもしてみるといいよ、みたいなフォーラムの書き込みがあった。だからセーフモード+コマンドプロンプトでwindowsにログインしてOSのあるドライブをチェックディスクすることにした。
こんな感じでコマンドを入力するといい感じ
CHKDSK C: /F /R
C:はOSのボリュームで、Rオプションをつけるなら、Fオプションは要らないっぽいけど一応ね。そしたらシステム動作中は読み込み専用以外は動かねーから再起動時にチェックディスクやるか?みたいなこと聞かれた。そりゃそうだ。それでYを押して再起動することに。
え、再起動できないんだけど?
よく考えたら、再起動時にチェックディスクするにしても、そもそも起動できないからチェックディスクするわけで、再起動なんてできない。これじゃあ一生チェックディスク出来ないじゃん!
八方塞がりかと思ってもう一度セーフモードでログインしようとしたら、やたらと起動するのが遅い。セーフモード待ちの「お待ち下さい」から先に進まない。そして、なにやらHDDにアクセスしている様子。
ははーん、ピンときた。何も表示されてないけど、いまチェックディスクしてるっぽい(普通、チェックディスクすると進行状況を表示する)。単に「お待ち下さい」としか書いてないからフリーズでもしてるんじゃないかと不安ではあったけど、その状態で暫く放置していると、自動的にリブートし始めた!(ちなみにチェックディスクはすごく時間がかかる)
そして再起動後、なんと無事にWindowsが立ち上がったではないか。これでOS再インストールは免れた!!!
ということで、ハードディスクに問題が発生してWindowsが壊れても、とりあえずセーフモードからチェックディスクするとWindowsが普通に立ち上がるっぽい。今のところ、なんの問題もなくブラウザが立ち上がって、この記事を書けてるし。めでたし、めでたし。