YouTubeのData API v2がお亡くなりになりました。それに伴って、YouTubeを検索してビデオを表示するだけのweb componentsであるyt-searchを作りました。

ずっとまえから死期が迫っていることは知っていたのですが、めんどくさかったので放置していました。今回、完全終了ということで重い腰を上げたわけです。

さすがにビデオぐらいは表示したい

Steamのセールを表示するだけのサイトYUGEでトレーラービデオを表示するのに、Data API v2のフィードを利用していたのですが、5月頭ぐらいからapiが終わってこれが表示されるようになっちゃいました。

あのサイトからビデオを取っ払うとただのsteamへのリンク集になるので、さすがにビデオぐらいは表示したい。ということでdata api v3に対応することにしたんですが、どうやらrss/atomのフィードはdata api v3で非対応になったようです。

I rely on using the GData API (v1 or v2) for RSS/Atom feeds of YouTube videos. Do I have any alternative once they’re deprecated?

At this time, there is no direct alternative. We recommend providing your application’s users with the ability to manage and retrieve their YouTube subscriptions using the methods of the YouTube Data API v3’s subscriptions service.

ということで、今ある資源をすぐには使いまわせないようです。そういうわけで、いっそマッサラから始めることにしました。もしdata api v3も将来死んじゃった時に簡単に対応できるようにWeb Componentsで書換えます。(というか大昔にでっち上げたものの管理なんてしたくねえ、というのが偽らざるところですが。)

Web Components!

web componentsの素晴らしさを実感するために実際に、この記事でyt-searchを使ってみます。

<link href="//aquei.github.io/yt-search/dist/yt-search.html" rel="import">
<yt-search data-query="Chemical Brothers" data-api-key="AIzaSyDUlyqKGQuiRTnj1N5Y_iCJIVJMAgYMZ3U">

これを記事に貼っつけます。もしchromeで直接このブログを閲覧しているなら、これだけで、ケミカルブラザーズのかっちょいいビデオが表示されているはずです。たぶん。表示されなかったらゴメンネ。