代替スタイルシートをユーザが簡単に切り替えたり、スクリプトから適当なスタイルに変更できたりする、alt-stylesというweb components作りました。

代替スタイルシートに光を当てる(かもしれない)

color blindness

そもそも代だい替たいスタイルシートを利用したり作ったりしている人が、いったい、どれだけ存在するか怪しいぐらい話題になりません。けれどもAlternative Style Sheetsはスタンダードな規格ですし、多くのブラウザでサポートされています。(おっと、Google Chromeでは代替スタイルシートに対応していますがaddon無しではスタイルシートを切り替えることができないみたいですね。F***)

今、というか、だいぶ前から使える技術なのに、イマイチ普及しないのは使いにくい面もあると思います。ブラウザメニューバーから変更させたり、優先スタイルシートの取り扱いが面倒臭かったり

ユーザがスタイルを切り替えるというシステム自体はイケてるアイデアだと思うんですけどね。例えば、wikipediaによると、日本人男性の20人に1人は色覚異常を持っているそうです。程度もあるでしょうけど、読みにくい配色なんかは変更出来るように配慮したいですね。他にも高齢者向けの情報なんかは大きな文字にしたりとか色々用途は思いつきますしね。

100番煎じ

車輪

とは言っても、代替スタイルシートを切り替えるスクリプトなんて数多あまた転がっているわけです。今更こんなもん作ったからって、2番煎じどころか100番煎じの出涸らしに意味はないだろうな、と正直思います。

それでも公開するのは、――これは何時かの記事にも書いたけど――たとえ出来の悪い、クソみたいものでも(広いインターネットでは)一人ぐらい有用だと思ってくれる人がいるもんだからです(私はインターネットフンコロガシと呼んでいる!)。これからも糞をまき散らしていきたいですね。

追伸: ところで関係ないけど、ルビとダッシュ使うと、なんか気持ち悪いね 😛

photo: Curtis Gregory Perry
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