ブログを書いている人にはPubSubHubbub言いにくいし書きにくいのでPuSHとも―はお馴染みかもしれません。「Googleがリアルタイムにインデックスしてくれるようになる」とあちこちで言われているアレです。このブログもPuSHをサポートしていますが、残念ながらその恩恵には賜れないようです。少なくともGoogleからは、まだ。

半日たってもインデックスされない

なんでこんな事を言い出したかといいますと、「手軽に顔認識が楽しめるHow-Old.netが楽しい」という記事が半日以上たってもgoogleにインデックスされないからです。

インデックスされてない

この記事は早朝に公開したのですが、お昼以降には著名なサイトでも軒並みHow-Old.netが取り上げられました。平たく言えば、ネタが被ったわけです。

ネタが被った事自体はどうでもいいのですが、結果としてhow-oldについて検索した人は(掲載順位的に)当然大手サイトを見るわけです。必然的に、たとえ、このブログの記事も遅れてインデックスされたとしても誰の目に止まることもありません x(

どうしてこんなにインデックスが遅いのでしょうか。PuSHが機能していないでしょうか。

コンテンツの発見とインデックス

indexのイメージ

googleがどのようにページをインデックスするのかはブラックボックスなので想像で考えるしかないですが、恐らくPuSHはコンテンツの発見を早めるがインデックスのためのスピードにはあまり関係がないのだと思われます。言い換えると、googleが新しいウェブページを見つけても、すぐにインデックスしないということです。

思うに、碌に被リンクもなけりゃSNSでのシェアもないような零細サイトでは”信用”がないのでしょう。信用出来ないサイトの新しいページやコンテンツもまた信用できない。ひょっとしたらデマ情報やコピーコンテンツかもしれない。故に、新しいページを発見してもすぐに検索結果に反映させることなく、幾らかの猶予期間を取るのでしょう。

逆に、この理屈で言えば、被リンクやシェアのたくさんあるサイト―オーソリティサイトや権威サイトと呼ばれる―が新しく作ったページはそんな猶予は必要ありません。むしろ、信頼置ける、有用なコンテンツなのですぐに検索結果に反映すべくインデックスするはずです。

ここで、往々にして怪しい、SEO界隈の人達が言っていたリアルタイムインデックスにつながってきました。この世には素早くインデックスされるサイトと、中々インデックスされないサイトがあって、彼(彼女)らは前者だったわけです。

私達、過疎ブログウェブマスターはPubSubHubbub(PuSH)に過大に期待することなく、対応しておいてマイナスにはならない、ぐらいの心待ちのほうが精神安定上よさそうですね。まあ、せいぜいオーソリティ(笑)を目指しましょう。

長いよ、バブルガムブラザーズ 🙁

photo:Marina del Castell
photo:jetheriot