最近の芸能人、特にモデルやグラビアアイドルの歯ってやたら白い。ただ白いというより、異常なまでに白い。自然に、生まれ持った歯(骨)の白さを越しているので、歯科でホワイトニングしているはずだ。具体的にホワイトニングとはどういう施術なのか分からないが、なにかこう、ケミカルな液体を塗りたくったりするんだろう。すごい時代だね。
ところで、白くて綺麗な歯は、その人を清潔に感じさせるが同時に不自然さも印象づける。僕の場合はプラスチック。白すぎて歯に見えないので、口の中にプラスチックの切れ端を並べているように見える。なんだかプラモデルみたいで滑稽、チープな見た目だ。かと言って、ステレオタイプな成金みたいに金歯にされても困るけどね。それじゃあ百式みたいで結局プラモデルだし。
芸能人は歯が命
東幹久が出ていた歯ブラシだか歯磨き粉のCMで使われた、「芸能人は歯が命」というフレーズが流行した事があった。歯というのは人物の印象を決める上で大切な役割を果たすのは確か。人に見られる仕事の人間が歯に気を使うのは当然といえば当然だけど、良い印象を持たれたいなら自然な歯の白さを目指すべきではないかな。違和感があると気になって仕方ないもん。例えばさま~ずの三村マサカズがテレビに出てたりすると、「今日も歯が白いなあ」といつも思うし、飯を食うシーンなんかは思わず凝視しちゃうからね。
不自然さで言うと、カツラは自然な物を付けるよね。やっぱり自然に髪に馴染んでないカツラは、どうしても目が行っちゃうし妙な緊張感も生まれる。歯は不自然に白いのに、髪は自然な風に装うのは変な話じゃない?メイクはナチュラルなのに歯は真っ白?なんだかアベコベだね。