巷ではTBSラジオの東京ポッド許可局でマキタスポーツが紹介した「10分どん兵衛」がちょっとした話題らしい。10分どん兵衛とは熱湯を加えて通常5分待つ所を、倍の10分待って普段のどん兵衛とは少し違った味わいや食感を楽しむ喰い方らしい。

どん兵衛パッケージ
© Norio NAKAYAMA – “10分どん兵衛チャレンジ中! #どん兵衛” – Creative Commons: Attribution, Share Alike

そういえば、「よつばと!」というマンガでも、やんだというキャラクターがそんな話をしていたような気がする。世の中にはより柔らかい、デロっとした食べ物を好む人達が結構多いのだろう。タモリもうどんは福岡のヤワヤワのウドンに限ると言っていたし。

コーンフレークも牛乳でデロデロにするとうまい

コーンフレーク
© Fir0002 – “Cornflakes in bowl” – Creative Commons: Attribution, Noncommercial

柔らかい食い物フリークにオススメしたいのが、コーンフレークに牛乳をぶっかけて10分ほどまってから食う喰い方。便宜上、10分コーンフレークとでも言おうか。コーンフレークは牛乳をかけて食べる人がほとんどだと思うが、すぐに食べるとサクサク感が凄い。歯の隙間に速攻で詰まるぐらいサクサクしてる。あそこまでサクサクしていると、フレークと牛乳を別々に口にしているのと変わらないんじゃないかとすら思えてくるね。でも10分も放置すると、コーンフレークに牛乳が浸透して、シナシナになる。サクサク感のかけらもないベチョベチョ状態。あそこまで行くと、歯が一切なくても全く問題なさそうなぐらいだ。

思うに、10分コーンフレークこそ真のフレークと牛乳のハーモニーが楽しめる喰い方だね。牛乳を媒体として、砂糖の甘み・とうもろこしの風味が口に広がる。舌の上でフレークがほぐれ、ほとんど咀嚼なしで飲み込める。ウガンダ・トラじゃないけど、飲み物としてのコーンフレークだね。ジャブジャブ最高。