ワードについて

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ワード(ward)というアイテムをご存知でしょうか。3分間、設置した場所の周囲の視界がとれるというアイテムなのですが、私がこのゲームを始めた頃、あまりワードというアイテムの必要性がわかりませんでした。

しかし、League of Legendsを何度もプレイしていく内にワードというアイテムの重要性を感じてくるようになりました。ワードとは不思議なもので、ゲームが上達すればするほど、相手が強くなればなるほど便利なアイテムへと変化していくのです。

それはLoLに慣れてくるとゲーム・戦術がより複雑になってくるからです。例えば右も左も分からない、LoLを始めたばかりの頃はゲームがとても単 純です。topで2vs2、midで1vs1、botで2vs2のレーンでの戦いがあり、ただレーンの相手を殺す事・敵のタワーを破壊することしか考え ず、いかに強いアイテムを買って集団戦に勝つかを考えています。その様な状況ではワードの75ゴールドは少し割高に感じるでしょう。

しかしLoLが上達してくるとジャングルに行く人が出てきたり、ローミングする人やカウンタージャングルする人、草むらを上手く使ってアンブッシュする人、早い段階からグループで行動する人など、よりダイナミックかつデンジャラスになってきます。

この様な状況では安易にレーンをプッシュしたり、ふらふらと単独行動とったりすると簡単にやられてしまいます。かと言ってチキンプレイに徹しても状 況は良くなりません。敵がどこで何をしているのかを知り、どこが安全で、何をやっても大丈夫なのかを把握する必要が出てきます。そんな時にワードが生きて くるわけです。

そう考えると75ゴールドで安全がある程度確保できるのですから、そんなに高い買い物ではないでしょ?

ワードがよく置かれる場所

ワードはどこに置いてもある程度役に立ちます。しかし、ワードが良く設置される”人気スポット”みたいな場所があるのも事実です。以下でご紹介するので参 考にしてみてくださいね。なお、LoLではマップがほぼ対照なので殆どの場合にtopとbot両方に同じ場所があります。

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この場所はジャングラーによるギャングを見張る為に良く置かれます。青チーム・赤チーム両方とも置くことがありますが赤チームの方がよく置くかもし れません。赤チームが青チームのファーストタワー付近までプッシュした際に青チーム側のジャングラーがここを通って背後を突き、挟み撃ちする可能性がある からです。

青チームがこの場所にワードを置くとタワーダイブ気味にやって来る敵ジャングラーの存在を事前に察知することができます。また、青チームがbotの 中間あたりまでプッシュした際に赤チーム側のギャンカーはここから出てくることがあるので、その存在にも気付く事ができます。さらに青チーム側ジャングル の下半分の2つある入口の1つなので、敵に自ジャンルを荒らされることを防ぐことが出来るかもしれません。

ward_spot2この場所もギャンクを察知するために設置されます。上の場所とほぼ同じ位置ですが、こちらの方がたぶんより人気です。こちらにワードを設置すると川からくる敵をすべて察知することができます。また青側ジャングルから川へ出てくるプレイヤーも見ることができます。

ward_spot3この場所も上の場所とほぼ同じです。草むらに挿しているので敵が川にある草むらに入っても姿を見ることができます。ただ監視できる範囲は少し狭いです。レーンから手軽にワードをさせるのでお手軽です。

ward_spot4この場所は青チームの森の入口・midからbotへのギャンク或いはbotからmidへのギャングの監視ができます。

ward_spot5この場所は上の場所とほぼ同じですが、よりジャングルに近い分、ジャングルのどの方向へ行った(来た)のかが分かります。midとbotの行き来もほんの少しわかります。

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この場所はmidレーンに居ながらにしてワードを設置できます。また画像のチャンピオンが立っている位置から壁を隔てて草むらにワードを置くこともできます。

お手軽かつ安全な設置です。

ward_spot7この場所は見て分かる通り、ドラゴンを監視するためのワードです。ドラゴンを倒すとチームに大金が入るので、必然的に奪い合いになります。ドラゴンが相手 のジャングラーやbotに取られないように見はっておく必要があるのです。このワードはジャングラーやbotレーンのサポートチャンピオンが置くことが多 いです。ついでに赤チーム側のジャングル出入口の1つを監視することもできます。

ward_spot8この場所は一本目のmidレーンのタワーが破壊された時または破壊した時に設置されることが多いです。セカンドタワー付近からジャングルに行く場合やtopレーンに行く際によく通る草むらなので安全確保や、相手の動きを知るためによく設置されます。

ward_spot9このワードはmidレーンのセカンドタワーを破壊した時に、設置されることがあります。壁越しに設置できます。サードタワーはにらみ合いになることが多 く、ここにワードを設置するとタワー付近が把握しやすくなります。特にblitzやkogなどスキルショットを持っているチャンピオンがいる場合に挿すと よいでしょう。(壁越しに攻撃できるため)

ward_spot10このワードは赤チームのジャングル出入口チェック及び川の監視、バロンの監視の為に設置されます。バロンの様子は直接見えませんが、集まる様子は見えます。

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勿論バロン前にワードが置かれることも多いのですが、バロン前まで行くのが危険な場合は、赤チームではバロン裏からワードをバロンのすぐ後ろに置く事ができます。

miaが複数いてバロンやってるぽいなっと思ったら裏からそっとワードをさしみてもいいですね。ちなみにワードで視界がとれていればタイミングが良ければsmiteやスキルショットでバロンのLHを横取りすることもできます。