League of Legendsに興味がある方は、まずは、「League of Legendsとは」を読んでみてください。
League of Legends(以下LoL)には現在二つのゲームモードがあります。
Classic / クラシックモード
LoLで最も人気のゲームモードで、大会等もこのゲームモードで開催されます。
マップ
マップはSummoner’s Rift(サモナーズリフト)とTwisted Treeline(ツイステッドスリーライン)があり、サモナーズリフトは5人対5人・ツイステッドスリーラインは3人対3人で戦います。なお、現在サモナーズリフトが主流となっています。
ゲームタイプ
ゲームタイプは
- Normal(blind Pick) / ノーマル・ブラインドピック
- Normal(Draft Pick) / ノーマル・ドラフトピック(サモナーズリフトのみ)
- Ranked Solo/Duo(Draft Pick) / ランクド ソロ – デュオ・ドラフトピック(サモナーズリフトのみ)
があります。
ノーマルブラインドピック
ノーマルブラインドピックはサモナーレベルが30未満のプレイヤーにとってメインとなるであろうゲームタイプです。
ゲーム開始時のチャンピオンセレクト画面(ピック画面)で誰がどのチャンピオンを選んだのかは味方チームのものしかわかりません。そのため相手チームのチャンピオンセレクトは実際にゲームが始まってからでしかわかりません(英語でブラインドとは「目の見えない」・「無視界の」・「盲目の」というような意味です)。よって相手のチームに自分が選んだチャンピオンがいることもあります。
使用出来るチャンピオンは週替りのFree to Play(無料)チャンピオンとアンロック(購入済み)チャンピオンの中から選べます。
ノーマルドラフトピック
ノーマルドラフトピックはサモナーレベルが20~ぐらいの、ゲームにある程度慣れたプレイヤー向けゲームタイプです。
まず、ゲーム開始時のチャンピオンセレクト画面(ピック画面)で、互いのチームの代表者1人が相手チームのプレイヤーがアンロックしているチャンピオン全てとその週のFree(無料)チャンピオンの中から3体ずつチャンピオンをBAN(バン)します。バンされたチャンピオンはそのゲームでは誰も選択することができません。
そして、お互いに誰がどのチャンピオンを選んだか分かる形でプレイヤーはオープンにチャンピオンを選んでいきます。チャンピオンを選択する順番は次のようになります。
- どちらかのチーム(仮にAチームとする)の代表者がチャンピオンを選択する
- もう片方のチーム(仮にBチームとする)の上から2人(Bチームの代表者と上から2番目のプレイヤー)がチャンピオンを選択する
- Aチームの上から2番目と3番目のプレイヤーがチャンピオンを選択する
- Bチームの上から3番目と4番目のプレイヤーがチャンピオンを選択する
- Aチームの上から4番目と5番目のプレイヤーがチャンピオンを選択する
- Bチームの残った最後のプレイヤー(5番目のプレイヤー)がチャンピオンを選択する
なお、誰がチームの代表者になるか、ですが、wikiによればランダムに選ばれます。しかし、プリメイド(他のプレイヤーを招待して一緒にプレイすること)で参加している場合、招待されたプレイヤーが選ばれることは無く、招待した人数に応じてプリメイドの招待者の確立があがります。
つまり、5人がすべてソロキュー(一人でプレイに参加すること)だった場合、全員が1/5(20%)の確立で代表者に選ばれますが、例えば次のような場合
- A – ソロキュー
- B – ソロキュー
- C1 – プリメイドの主催者
- C2 – C1に招待された人
- C3 – C1に招待された人
ではAは1/5(20%)の確立、Bも同様に1/5(20%)の確立ですが、C1の確立は1/5 * 3 = 3/5(60%)であり、C2とC3は0%の確立となります。
ノーマルドラフトピックで選択できるチャンピオンはバンされなかったアンロック済みのチャンピオンとその週の無料チャンピオンです。また他人が既に選択したチャンピオンは後から選択するプレイヤーは選ぶことができないことに注意してください。
なお、互いに3体ずつ計6体のチャンピオンをバンするので必然的にプレイヤーはアンロック済みのチャンピオンと無料チャンピオンをあわせて少なくとも16体以上所有していなければこのゲームタイプで遊ぶことができません。
ランクドドラフトピック
ランクドドラフトピックは基本的にノーマルドラフトピックと同じです。ノーマルドラフトピックと異なるのは
- ランクドドラフトピックでプレイされたゲームの勝敗によってEloレートというプレイヤーのプロフィールページに表示される、そのプレイヤーの強さを表す数値が上下する
- バンするチャンピオンを選択するチームの代表者はチームのEloレートが最も高い人がなる
- その週のアンロックしていない無料チャンピオンを使うことが出来ない
- サモナーレベルが30になっていなければならない
という点です。無料チャンピオンが使えないので、必然的にアンロック済みのチャンピオンが16体以上いなければランクドドラフトピックをプレイすることはできません
長くなったので簡単にまとめると
- ノーマルゲームは初心者から上級者まで広くプレイされるゲームタイプ
- ランクドゲームはある程度ゲームを理解した中級者以上がプレイするゲームタイプ
- ブラインドピックは好きなチャンピオンをプレイしやすいのでチャンピオンの練習や気軽なプレイに最適なゲームタイプ
- ドラフトピックはバン要素があったり相手のチャンピオン選択を見ることができるので戦略性・競技性が高いゲームタイプ
ということになります。
勝利条件
クラシックモードの勝利条件は以下の二つの条件のどちらかが達成された時です。
- 敵チームの陣地にあるネクサスと呼ばれる本陣を先に破壊する
- 相手チームが降参する
「ネクサスと呼ばれる本陣を先に破壊する」について
ネクサスは味方チャンピオンや(味方の)ミニオンが敵のネクサスを攻撃すればそのうち破壊されるのですが、ネクサスを攻撃するためにはまず「トップ・ミッド・ボットにあるインヒビターの内どれか1つを破壊する」という条件があります。言い換えると、(3つある)インヒビターの内どれか1つ以上を攻撃して破壊していないとネクサスは攻撃できないということです。
さらにややこしいことに、インヒビターを攻撃するにはまた条件があります。それは「そのインヒビターがあるレーンのタワーを全て攻撃して破壊しなければならない」という条件です。しかもタワーはそのレーン上に3つあるのですが、必ず外側から破壊していかければなりません。ですから(敵の本陣から数えて)2つめのタワーを先に破壊し、あとから3つめのタワーを破壊するという事はできません。
こんがらがってしまうかもしれませんが、ネクサスを破壊して勝利するための条件を簡単にまとめると
(サモナーズリフトの場合)トップ・ミッド・ボトムそれぞれのレーンについて・・・・
- 一番外側の敵タワーから順に1つずつ壊していく
- 1を繰り返していくとその内3つのレーンのどれかで3つめのタワーを攻撃可能になる
- 3つめのタワーを破壊する
- 3つめのタワーを破壊したので、そのレーンのインヒビターが攻撃できるようになる
- インヒビターを攻撃して破壊する
- ネクサスが攻撃可能になる
という手順を踏むという事です。ですから、ゲームは基本的に「いかに自チームのタワーやインヒビター・ネクサスを破壊されずに、相手側のタワーやインヒビター・ネクサスを破壊するか」を競う、という事になります。なお、ツイステッドスリーラインの場合も基本的に同様の要領です。
ゲーム内では強力なアイテムを買ったり、敵を殺したりという要素がありますが、これは相手よりも優位に立ち敵のタワーなどの建物を破壊しやすくするためにあるのであって、殺し合いなどがゲームの目的ではありません。
降参・サレンダーについて
殺し合いは勝利の為の手段であって目的ではありませんが、味方のチームのチャンピオンが敵のチャンピオンに倒され続けると、自チームの建物がどんどん破壊されていき、勝利が絶望的な事もあるでしょう。そういった時には降参(サレンダー)して、ゲームの決着を一方的に決めることができます。
サレンダーするにはまず、味方チームにサレンダーするかどうかを投票して決めてもらわなければなりません。これをサレンダーボートと言います。サレンダーボートするには
- チャットで「/ff」と打つ
- チャットで「/surrender」と打つ
- オプションウィンドウを出し、”More options”をクリック。そして”Surrender”というボタンを押す
という方法があります。なお、サレンダーボートをするには
- サモナーズリフトで20分
- ツイステッドスリーラインで15分
がゲーム開始時から経過していないとできないことに注意してください。
Dominion / ドミニオン
クラシックモードと並ぶもう一つのゲームモードです。詳しいことはそのうち書きます。