2016/01/15の金曜ロードショーで天空の城ラピュタが放送された。天空の城ラピュタといえば人気の高いジブリアニメであると共に、テレビ放送と同時に「バルス」と書き込んだりツイートしたりする行為が話題になる。

天空の城ラピュタ サウンドトラック 飛行石の謎
天空の城ラピュタ サウンドトラック 飛行石の謎 (amazonデジタルミュージック)

ところでさ、2016年に「バルス」ってつぶやくの、ダサくない?なんていうかさ、踊らされてるっていうか、ミーハー感あるよね。

メインストリームを嫌うのがオタクさんだろ!

アイスバケツチャレンジって覚えてるだろうか。ALSを疑似体験するという建前で氷水を被って何かをアピールをするアレだ。意識高い感じに大流行したのも今は昔。夏が終わったというのもあるが、随分と前にブームは廃れてしまった。あるいはハーレムシェイクもそうだ。なんか集団で踊るだけの動画をアップロードするブームがあったが、2016年だと字面すら懐かしい。

そうなのだ。ネット上の流行(インターネットミーム)は盛者必衰、大流行した後は閑古鳥が鳴くだけ。インターネットのヘビーユーザーたるオタクさんは飽きが早い。いや、正確に言うと彼らはサブカル志向というかメインストリームを嫌う。常に新しい流行を追い続けているのであって、カリスマトップモデルとメンタルは同じだ。

そういう意味だと「バルス」は既にピークを迎えた流行であって、潮が引くように飽きられ始めているはず。それを証拠に「バルス」はニュースサイトで取り上げられ、公式サイトで特集され、CMの合間に「バルス」を煽り、新聞のテレビ欄にまで乗っている始末。明らかに今が山の頂上だろうね。旬は過ぎた。

便乗と金の匂い

ブームが起きると便乗するヤツが出てくるのはいつものことだ。例えばタニタ。

これを便乗と言わずしてなんなのか。お前らは体重計と病人が食うようなメシだけ作ってりゃいいんだよ。

ああ、こういうツイートを見ると、僕はやっぱり企業の「慣れ合いアカウント」が好きなれない。同じ系統のアカウントにシャープがあるが、さっさと潰れて、路頭に迷った社員が「プラズマクラスターあああ」と断末魔をツイートしてほしいね。僕の目の付け所はこれだよ。

ところで、こういったインターネットミームの便乗を不愉快に思う理由の1つは、露骨に金の匂いを感じるから。というのも、ブーム直前のインターネットミームは隠語としての性格が強いように思う。そのコミュニティだけに通じるお遊びであって、帰属感みたいなものを感じさせるわけ。そこに部外者たるゼニゲバ企業が割り込んできて「宣伝ツール」にしてしまったら、大衆化されすぎて隠語として意味をなさないし、なりより金儲けの道具としての片棒を担ぐ形になるよね。コミュニティと金稼ぎは相性が悪いよ。

例えばコミケットがその1つ。初期はまさに同好会の性格が強かったんだろうけど、傍から見る分には、現在のコミケは宣伝の場だったり小遣い稼ぎのイメージが強い。本当の所は知らないけど、コミュニティらしく同等な関係が築かれているんだろうか。聞くところによると運営はボランティアらしいけど、来場者には「お客様」が相当数いるんじゃないのかな。まあ、僕は関係ねーからいいけど。

さて、長々となったし毒舌も入っちゃったけど、今更「バルス」なんてツイートするのはサブイってことが言いたいだけなんだよね。端的に言うと。