残念ながらRawGitが2019年10月でシャットダウンするらしい(アーカイブ)。すでに新規の利用はできない。よく使っていたので悲しい。
ちなみにRawGitとはGitHub上のファイルを適切なcontent-typeヘッダとともに配信してくれるサービス。これによりGitHubでホストされているプロジェクトのcssやjsなどを自前でホスティングすることなく利用できる。

sushi
© twitter – “twemoji” – Creative Commons: Attribution

マルウェアとの戦い

rawgit.comによるとRawGitは月間40億リクエスト以上あったそうで、マルウェアやクリプトマイナーなどによる不正利用が絶えなかったようだ。StackPathによるスポンサードがあったにせよ、個人が趣味で行うプロジェクトとしては対応するための十分な時間が確保できなかったことが閉鎖の理由とのこと。曰く、「(問題を放置して)多くの人に迷惑をかけるぐらいなら、いっそRawGitを閉鎖するほうが良い」(I would rather kill RawGit than watch it be used to hurt people.) 懸命な判断だろうと思う。また、仮にこのまま続けたとしても、そのうちにセーフブラウジングやインターネットセキュリティソフトウェアのブラックリストに掲載され接続できなくなる恐れもある。事実、過去にrawgit.comはノートンセーフウェブで一時的にブロックされていた。(参考 rawgit.comに接続できなくなった→githack.comに乗り換えた)

乗り換え先

rawgitでは代替サービスとして以下のサイトを紹介している。

これらはrawgitとは目的が異なっていたり、gistやhtmlに対応していないなど完全な代替にはならない。そこで信頼性はわからないが、rawgitにインスパイアされた類似のサービスを紹介しておく。

利用しているCDNが違ったり、GitLabやBitbucketにも対応していたりと多少の違いはあるが、概ねrawgitと機能やサイトデザインも似せてあるようだ。(gitcdnはうまく動いてない?)

個人的には、とりあえずgithackを使ってみることにした。”rawgit”でブログを検索したところ数えるほどしかヒットしなかったので手動で置換して更新しておいた。問題なく動いている模様。なお、外部からcssやjsを利用する場合、SRIの設定を忘れずに。また、rawgitではGitHub Gistと通常のgithub.comのリポジトリ両方でcdn.rawgit.comから配信していたが、githack.comではサービス毎(gistも含む)でことなるサブドメインが割り当てられているので、単純にcdn.rawgit.comを置換することはできない。注意されたし。

悲しみのアナウンスツイート↓